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はかりの数字を正確にする為の校正と証明

 多くのお店では、物の重さを計測する為に道具を使用しています。
例えばお肉を販売しているお店です。
お店でお肉を買いますと、たいてい店員は棚からお肉を取り出して、計量器の上に乗せてくれます。
乗せる理由は、お肉の正確な重さを測る為です。
来店客が300グラムのお肉を買いたいのに、400グラムのお肉を渡してしまいますと、お店が損をする事になってしまいます。
その逆もあり得ますし、必ず計量器で重さを量る訳です。
このため計量器には正確さが求められます。
計量器の数字が間違っていると、色々なトラブルも起こり得ます。
明らかに見た目は50グラム程度のお肉なのに、計量器に乗せてみたら300グラムという状態になると、お店としては困ってしまいます。
50グラム程度のお肉なら、計量器の数字も50グラムでなければなりません。

 上記のような事情がありますから、お店としては「正しい数字を表示できる道具」を使用しなければなりません。
計測性能が証明されている道具を使う事が義務づけられている訳です。
ところで多くのはかりには証明があります。
何を証明するかというと、計測性能です。
証明済みのはかりであれば、重量に関する正確な数字を表示できる訳です。
はかりが販売される前段階では、必ず公正業務が行われています。
国際基準に照らし合わせて、はかりの性能は問題無いかどうかを客観的に確認している訳です。
問題無いと判断されれば、証明済みの状態になります。
一旦その性能が証明されれば、証明書も発行されます。
ですから上述のお肉を販売しているお店としては、トラブルを避けるためにも、証明済みのはかりを使用している訳です。

 なお、はかりには耐用年数もあります。
使い続けていると、数字が不正確になる可能性もあるのは、注意が必要です。
例えば買ったばかりのはかりに300グラムのお肉を乗せた時には、目盛りにも300グラムと表示されたとします。
ところが数年間ほど使い続けますと、300グラムでなく400グラムになってしまうケースがたまにあります。
年数が経過すると、はかりの性能も落ちるからです。
しかし一旦数字の性能が落ちたとしても、再校正という手段があります。
もう一度校正作業を行ってもらえば、はかりの数字も元通りになるからです。
ちなみに、たいていのはかりにはエラー機能があります。
万が一数字が不正確になっても、エラー表示される訳です。
その表示を見かけたら、速やかに再校正を行ってもらう方が良いでしょう。

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